「ビルの中で避暑」なんかをする必要がないので

8月8日といえば、大阪キタのジャズ喫茶「いんたーぷれい8」で毎年、山下洋輔がライブをやってたなあ。大学時代、夏休みで帰省したタイミングで何回か聞きに行った記憶がある。今ネットで調べたら、この日はママの誕生日。今年も山下さん来たんですね。
行ったことないけど、「8・8ロックデイ」てのもあったな。なんかライブに行きたい季節だなや。

で、この日は連日の猛暑も少しおさまり、東京の気温も32℃と落ち着いている。
土曜日も、まだ原稿を書く気にはなれず、前日とほぼ同じ時間(よりは少し遅かったかもしれん)、ほぼ同じコースを歩いてみたが、ものすごく快適に歩ける。風も心地いい。

新青梅街道を東に歩き、哲学堂公園から中野どおりを南下して中野へ。
この日は「ビルの中で避暑」なんかをする必要がないので、そのまま「四季の森公園」へ。
ここには、テーブル付きのベンチがあるし、WiFi電波も飛んでいるので、落ち着いて、iPadをいじれたりするのだ。
で、何をみてるのかというと、ベビーメタルとドラゴンフォースの共演映像。

そのうち陽が落ちてきたので、そのまま歩いて沼袋まで戻ることにする。
ここでのバックミュージックは、ポールマッカトニーの東京ドームライブ(2013)。『ブラタモリ』に間に合うように、広尾ガーデンヒルズのマンションに帰宅しようとしたのだが、松屋に立ち寄って「プレミアム牛めし」を食べていたので、19:30には間に合わなかった。

テレビをつけると、今週は『ブラタモリ』はお休みで、何やら歌番組をやっている。
「思い出のメロディー』だ。戦後70年ということもあって「戦後日本歌謡史」的な構成。
北島三郎と松坂慶子が司会だ。
小林旭とか田原俊彦とか荻野目洋子とか、いろんな人が出てきて、様々な見せ場があったけど、やはり最大のハイライトは「高田みづえ」の復活。いやあ、懐かしかったですね。

で、テレビをそのままにしていると、戦後70年企画のNスペ『特攻』についての番組。
昨今、「特攻」といえば、やけに美化して描かれることが多いのだが、番組は、この「世紀の愚行」「作戦にもならない作戦」が、いかに立案され、何をめざして継続され、なぜやめることができなかったのか、を徹底的に解明した内容。最初、フィリピン戦線で海軍が立案した捨て身の作戦の「成功」が悲劇のはじまりだった。海軍にライバル意識をもつ陸軍もすぐに、追随。「最後に一撃を加えて、終戦後の講和を有利に進めることが目的だったはずなのに、いつしか「特攻」が自己目的化していく。「職務を忠実にこなすが、政策転換には踏み込めない」日本の官僚は、主戦論に傾いた「空気」に逆らえない。軍上層部にとっては、若者の命なんて、ぺらっぺらに薄かったということなんだろう。この番組は秀作だと思った。

このあとは『SONGS』。浜崎あゆみの特集。実は、私はあまり彼女がすきではなかったのだが、この番組は素直にみることができた。過酷な状況から逃げるようにアメリカに移住した「モンスター」がもう一度「人間」にもどって、歌を取り戻す、という物語。なかなか面白かったです。

これで寝ようかと、思ったら『生命大躍進』3部作の連続再放送がはじまってしまう。
この番組は、本放送時にもみたのだが、面白いので、ついつい見てしまう。途中で、何回も落ちかけたが、なんとか踏みとどまり、最終回の途中、ホモサピエンスが言語を獲得したところで、落ちてしまった。

気がつけば、今度はNスペ「きのこ雲の下で何が起きていたのか」の再放送をやっている。原爆投下3時間後、爆心地から2キロのところにある「御幸橋」の上で撮影された2枚の写真。ここに写り込んでいる生存者の証言や最新の映像技術を使った再現映像などを駆使して、「何が起きたのか」を解き明かしていく。いや、これもまた凄い内容だな。

気がつけば、4:00。外が白み始めている。
お腹が空いていることに気がつき、カップラーメンを食べると、急激に眠気が襲ってきた。